ライザーの新しい手数料還元システム「Buyback RAIZER」とは

RAIZER

CounterpartyDEXの上位互換である分散型取引所、Raizer(ライザー)。
ライザーはこれまで不可能だったカウンターパーティートークンのBTC建て取引を独自のトークナイズ機能で可能とした新しいDEXです。
そのライザーで、RAIZERトークンの新しい還元メカニズムが発表されました。
これまでも手数料収益は全てトークン保有者へ還元されておりましたが、その仕組みが「抽選方式」から「Buyback方式」に変更となりました。この記事ではライザーの新しい還元システムについてまとめ、解説していきます。

RAIZERトークンとは

RAIZERは、ライザーが発行する独自トークンです。
VACUSなどと同様にライザー上でBTC建てで売買することが出来、保有していることで複数のメリットをホルダーは享受できます。

①BTC出金手数料が最大割引で1%まで安くなる

RAIZERを保有することで出金時の交換手数料の割引を受けられます。

BTCからRAIZER.BTC(入金=Tradable)は無料
RAIZER.BTCからBTC(出金=Withdrawable)は通常3%

■出金手数料は保有RAIZERにより下記のように計算される
0 – 10,000RAIZER →3%
10,000RAIZER – 50,000RAIZER →2%
50,000RAIZER – 100,000RAIZER →1.5%
100,000 RAIZER以上 →1%

April 14. update
出金手数料 通常5%→3%へ値下げされ、トークン保有条件も大幅に緩和

② 手数料収益の還元 「Buyback RAIZER」←New!!

BTC出金手数料で得た収益は、全てRAIZERトークン保有者へ還元されます。

Buyback RAIZERとは

出金手数料により発生した収益はかいすべてRAIZER/BTC市場での買い戻し注文の作成に使用されます。なお、買い戻された全てのRAIZERは毎月バーンされます。

*バーン(Burn)とは?
紙幣を燃やして焼却することになぞらえ、秘密鍵のわからない取り出し不可能なウォレットへ暗号資産を送信することで消滅させること。トークンの希少性価値を高めるために行われる。

Buyback方式のポイント

注目すべきポイントは買い戻されバーンされるのは運営のRAIZERではなく、市場に出回っているRAIZERであるという点です。
つまり定期的に買い戻し注文が売り板にぶつけられる形となり、市場に流通しているRAIZERの価格維持に充てられます。そして焼却により浮動RAIZERが物理的に減されるため、バーンされた分だけ1RAIZERの価値が上がる。「買い需要が生まれ価格が上がる仕組み」として良く考えられたアイデアと感心しました。

③上場のためのエンドースメントとして

ライザーへトークンを上場させるためには、500万RAIZER分の推薦状(エンドースメント)が必要です。

*エンドースメントとは?
トークン保有量の証明である署名機能を用いて、署名の合計が500万RAIZERを保っている限り上場継続となる仕組み。自力で500万RAIZERを保有するほかにも、たとえば500人で1万RAIZERずつなど複数人の持ち合いで推薦状を作成することも可能。エンドースメントが500万RAIZERを下回った時点で上場廃止。

RAIZERは長期保有型トークン

このように、手数料やエンドースメントの観点からもRAIZERトークンは一定の枚数を長期間保有することにインセンティブが置かれているトークンです。もともと市場に流通しにくくデザインされていますが、それに加えて今回のBuyback方式の採用により、トークン価値は「理論上では」保有しているだけで確実に上がり続けていくということになります。

還元のメリットを誰でも享受しやすく

これまでの抽選方式では、ライザーで出金取引が行われる毎に抽選が発生し当選したアドレスが収益還元の権利を得ていました。当選確率は保有数に比例しトークンを持っているほど当選しやすくなるというわけです。それはそれで勿論、トークンを大量に保有する・保有しつづけるインセンティブとして素晴らしい機能を果たしますが、どうしても少量ホルダーの当選確率は高いとは言えません。Buyback方式では少量ホルダーでも恩恵を受けやすいインセンティブデザインにシフトしたと言えるのではないでしょうか。

取引の活況が「見える化」する

日々買い戻し注文が作成されることで活況ぶりが見える化します。併せて、Burnされ消滅した枚数も明確になります。すなわち、ライザー運営は今後の活況に自信があるということなのでしょう。
活況になればなるほど売り注文も並びにくくなり、売り注文がなければ価格は上がっていくしかありません。
この利益還元のメカニズムが価格に与える影響には実験的な側面からも面白さがあり、価格上昇へ転じさせる効果を生み出せるのか、興味深いところです。

既に最初のBuybackが行われ、価格は20%ほども上昇している様子。
このように活況ぶりが見える化すると、市場のセンチメントにも良い影響がありそうですね。今後とも注目していきたいと思います。

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