RAIZERついに本格始動!ホワイトペーパー全文日本語訳、DEXで変わる暗号ビジネスとスタートアップ

Raizer

海外取引所RAIZER(Raizer.㏄)がついに本格始動、
このたび、更なる領域への開発のためのトークンセールを告示し話題を集めています。
売り出しは日本時間2019年2月23日 12:00~
【変更】日本時間2019年2月26日 12:00~になったそうです

なお先日行われたDiscord限定のシークレットセールではわずか1ブロックで予定数が完売したとのこと!

そんな、今注目を集めるプロジェクト、RAIZERとは?

この度公開されたホワイトペーパーを読んでみると、これまで知られていた次世代の分散型取引所(DEX)としてのRaizer.ccの姿だけではなく、これまでのDEXという立場を持ちながら「さまざまな有望なビジネスのスタートアップエコシステムを構築する」プロジェクトとして、その輪郭がはっきりと見えてくるとても素晴らしい内容だと感じました。

というわけで、
今回は前編として公開されたばかりのホワイトペーパーを全ページ日本語に訳していこうと思います。
わかりにくかった箇所や言い回しにはところどころ意訳を含めました。その上で、RAIZERが切り拓くであろうCounterpartyの未来とそこから変わるスタートアップの在り方、そしてCounterpartyトークンの先駆け的存在であるVACUSとの関係について考えてみたいと思います。

RAIZERホワイトペーパー1.0

Connecting Crypto Business with DEX
直訳すると「暗号ビジネスと分散型取引所の接続」となります。

 

目次

概要

Raizer.ccとは?

RAIZERトークン
トークン保有比率
出金手数料の還元
エンドースメント(上場推薦)
変換手数料の割引
エアドロップの権利

RAIZER.BTCについて

分散型取引所について
分散型取引所(DEX)とは
既存の取引所(CEX)が抱える構造的な問題
なぜ分散型取引所が一般に浸透しないのか?

トークンによるスタートアップ
ERCトークンとCounterpartyトークンの特徴
現在の課題

Raizer.ccが提供するソリューション
これまでできなかったDEX上でのBTC取引を可能に
DEX開発の価値を向上させるインセンティブ設計
Scamプロジェクト(詐欺トークン)乱立の防止

ユースケース
サービスユニットでの投資・投資対象
起業家のための素早いスタートアップ支援

Raizer.ccが指向する方向性とその未来

リスク

概要

暗号通貨という言葉が広く世に認識され、世界中が熱狂した2017年から2年が経ちました。
この2年で多くの新しいプロジェクトが立ち上がり、世界中の企業がブロックチェーンや暗号通貨(トークン)を実際のビジネスに取り入れようと積極的です。
結果としてそれらが実社会でイノベーションを起こしたという例はいまだ乏しいものの、ブロックチェーンは技術的な進歩を遂げ、Bitcoin Coreなどのサイドチェーン・オーバーレイヤー技術の進歩、これらのセキュリティを担保するトランザクション数はもはや無視できないものがあります。この数年で、暗号通貨と実社会での経済における隔たりは徐々になくなってきているのです。
しかしながら、いま実社会で暗号通貨をつかったビジネスやエコシステムを開発するために現在プレイヤーが置かれているスタートアップの環境では、トークンの発行や管理および維持におけるコストが非常に高くかかり、暗号通貨の強みを活かしきれていないのが現状です。
また、プロダクトへ投資するための場である既存の取引所(CEX)にはハッキングリスクなど致命的な弱点をかかえています。
また、多くのICOプロジェクトは疑わしく(詐欺とよばれるような案件や現実化の価値がないものが殆どと言われています)投資家にとっては、投資すべき有望なプロジェクトを見つけるための基盤ができていません。
これらの問題点の克服なしには、暗号通貨が社会に対して安定した価値やサービスを提供することは難しく、それは同時に、暗号通貨は不安定な投機商品であるという枠を抜け出せないということでもあります。
Raizer.ccは、これらの構造的な問題に対し明確な解決策を提供すべく、分散型取引所を立ち上げプロダクトを先日公開しました。このホワイトペーパーではRaizer.ccが提供するソリューションとそれらのユースケースをご説明します。

 

Raizer.ccとは?

Raizer.ccとはBitcoinブロックチェーン上で動く分散型取引所(DEX)であり、
Counterpartyトークンを取扱う取引所の中では唯一のBTCが使用できるプラットフォームです。

2018年8月に一部のCounterpartyユーザーへプロダクトを公開し、その後もユーザーからのフィードバックに基づいたアップデートを続けてきました。
主な機能についてはRaizer.㏄ が提供するソリューションを参照してください。

RAIZERトークン

RAIZERトークンはRaizerにおける生態系を構成する上で要となるトークンです。
Raizer.ccで発生する全ての手数料収入はRAIZERトークンのホルダーに分配されます。Counterpartyトークンの性質上、発行可能なトークンは発行済みであり、マイニングの概念はありません。

トークンの保有比率
-運営・開発チーム 60%
-パートナーシップマーケティング・各インセンティブ 30%
-クラウドセール 10%

運営・開発チームの保有する60%は手数料収入のためのもので市場に放出されません。

出金手数料の還元
後述のRAIZER.BTCからBTCの変換時に徴収される手数料の100%はホルダーへ抽選により還元されます。運営・開発チームの収益も、このRAIZERホルダーとして還元される手数料のみに限られています。

エンドースメント(上場推薦権)
エンドースメントとは、RAIZERホルダーがもつ推薦権のこと。
1RAIZER につき1のエンドース権を持っていることになります。

例えば100万RAIZERを持っている場合は、通貨Aに100万のエンドースができます。
また、この範囲内であれば、100万のうちAに50万、Bに50万というようにエンドースメントの構成を割り振りも可能です。

Raizer.ccへの上場には合計500万のエンドースが必要で、
各通貨はRAIZERホルダーから受けるエンドースを維持している間は
Raizer.㏄を通してBTC建の取引が可能となります。

ホルダーがエンドースを外したり保有するRAIZERを売却する等、500万のエンドースを割り込んだ場合は自動的に上場廃止となります。
そのため、各通貨はRaizer.㏄へ上場する価値のあるトークンと認識され続けるか、あるいは自らが500万RAIZERを持ち続ける必要があります。

変換手数料の割引
RAIZERを一定量保有することにより、RAIZER.BTCからBTCへの変換手数料が最大で80%割引されます。

エアドロップの権利
将来的に実装される機能において、その機能にかかる権利トークンは基本的にRAIZERのサブトークンとして生成されます。例として、保有数に基づくエアドロップ方式を取る場合はRAIZERの保有数が権利トークンの獲得数に比例します。
例:
RAIZER.Aトークンを発行、RAIZERホルダーに50%の比率でエアドロップされる場合
1,000,000RAIZER保有=500,000RAIZER.Aのエアドロップ
50,000RAIZER保有=25,000RAIZER.Aのエアドロップ
権利トークンはDEX上でのトレードも可能です。

RAIZER.BTC について

RAIZER.BTCとは、BTCに対して価格を1:1でペグしたBTC担保型のステーブルコインです。
Raizer.ccでBTC建の取引を行う際に、ユーザーはまずBTCをRAIZER.BTCに変換する必要があります。(このときの変換手数料は無料です)
これは、Counterparty DEXでBTCを使用できないというBitcoin coreの仕様上に問題を解決するための仕組みです。
変換はサイト上のUIにより簡単に行えます。
BTCからRAIZER.BTCに変換するには、担保となるBTCをユーザーが預け入れ、それと同時にコールドウォレットに入ったBTCと同量のRAIZER.BTCを発行します。
RAIZER.BTCからBTCに変換する際はこの逆のプロセスとなり、前述の出金手数料をいただくものとします。

分散型取引所について

分散型取引所(DEX)とは?
分散型取引所(DEX)について知る前に、まずは現在の主流である中央集権型取引所(CEX)について知る必要があります。
CEXとは従来の証券取引所をモデルとした暗号通貨の取引所であり、顧客の資産を取引所の運営者に一任する必要があり、運営者が顧客資産を預かり、管理します。取引もブロックチェーン上で行われるのではなく、運営者のサーバー内で行われます。CEXでブロックチェーンが使用されるのは入出金時のみです。
それに対しDEXでは顧客資産をユーザーそれぞれが個人で管理し、運営者に一任する必要がありません。また、あらゆる取引が全てブロックチェーン上に常に記録されています。

既存の取引所(CEX)が抱える構造的な問題
暗号通貨取引における現在の主流はCEXであるが、CEXにはセキュリティにおける構造的な欠陥を抱えています。その欠陥とは、顧客資産を運営者が預かり、その預かり資産が全て入っている巨大なウォレットの秘密鍵を彼らのサーバー上に保管する必要があることです。
世界中の誰でも容易に運営者(取引所)のウォレットアドレスの全部または一部を特定することができます。そしてアドレスには今どのくらいの暗号通貨が入っているのかということも同じように容易に把握することができてしまうのです。

攻撃者であるハッカーは、常にその残高と自身が行う攻撃(ハッキング)のコストを照らし合わせて計画を立てることができるのです。
CEXでのハッキング被害においては多くの場合、 取引所のウォレットの秘密鍵さえハッキングできてしまえば大半の顧客資産を奪うことができてしまうため、結果として攻撃者のコストは非常に低いものとなっています。
また、こうしたハッキングによる損害はそのCEXのユーザーだけには留まりません。そこにリスティングされているアルトコインなどがサイバーアタックにより盗まれた場合は、たいていは市場で売却されることになるため、それまでそのアルトコインで築かれていた生態系までもが破壊されてしまいます。
その結果、各アルトコインの運営者はCEXでのハッキングという自分たちではコントロールできない外部リスクにさらされ続けています。しかも、暗号通貨に資金が入り、相場が盛り上がるほどにリスクが増大し攻撃の危険性が高まるものとなっています。
DEXでは個々のユーザーが自分のウォレットの資産を自分自身で管理するため、仮にハッキングされたとしてもCEXのように一度のハッキングで複数のユーザーの資産を盗むということができないため、大規模な被害はほとんどありません。またハッカーにとってはDEXで個人のウォレットの秘密鍵を一つ一つ盗んでいては、そのコストはもはや割に合わずハッキングする意味がなくなってしまうのです。

なぜ分散型取引所がユーザーに浸透しないのか?
今注目が高まっているDEXですが、安全な資産管理や資産運用、そしてそれらを兼ね備えた本物のトークンエコノミーの実現には不可欠と言われているにもかかわらず、DEXユーザーがいまだに少ないのは何故なのでしょうか。
インターフェースが良くないことや、利便性が悪いなど様々な理由があるでしょう。しかし、根本的な原因の一つは、DEXの運営者や開発者にDEXを拡張するインセンティブが無いということです。
それがどういうことかというと、DEXのシステムはブロックチェーン上でトランザクションが実行されるため、取引毎の手数料を得ることができないのです。つまりCEXと同じ収益モデルを取れず、これまでのDEX運営者は積極的なマーケティングを行ったり、ユーザーインターフェースの改善等を行う動機付けがなかったのです。

トークンを用いたスタートアップ

ERCトークンとCounterpartyトークンの特徴
ある特定のビジネスの利益を享受する権利として、あるいは提携する他のサービス間での共通規格として使えるポイントとして、といったようにトークンはビジネスでの課題点を解決したり新たな可能性や発展性を秘めています。
EthereumとCounterpartyは、トークンを発行できるプラットフォームでなお且つブロックチェーンに十分なトランザクションを持つものとして代表的なアルトコインです。
Ethereum上で発行できるERCトークンには、そのブロックチェーン上に全てのプログラムを書き込まれるため、システムを構築できるエンジニアが最低でも1人は必要です。そのため初期費用やランニングコストが高額になりますが、このプラットフォームは分散型に適しており、非常に拡張性があります。ブロックチェーンの中で単独で動作するようなサービスも開発することができるでしょう。
もう一方の、Counterparty上で発行できるトークンはブロックチェーンサービスには向かないものの、$1以下のコストでトークンを即座に発行できプログラミングの知識も必要ありません。また、Bitcoinブロックチェーン上で動作するため強力なセキュリティを持っています。Bitcoin coreのアップデートとの互換性も重要な特徴です。
トークン発行から運用管理まで全体的に低コストであり、プログラミングの知識も必要としないため、分散化を必要としないサービスには非常に適しているのです。

現在の課題
昨年2018年も多くのトークンが生まれ、ICO市場では$7,852,477,043もの驚異的な資金が調達されました。しかしその大部分がERCトークンでした。もちろん、その全てが分散化を目的としたトークンというわけではありません。これは単にプラットフォームの特徴に合わせた住み分けができていないことを示しています。

これには理由があります。Counterpartyトークンは発行後すぐに取引できるはずのDEXでその仕様上BTC取引が使用できず、唯一使用できるのが流動性の著しく低いXCPのみだったのです。
つまり、トークンの流動性を確保する(=BTCでの取引を可能にする)ためには、CEXに上場する必要があり、そのためにはリスティング費用を支払わなければならず、暗号通貨の大きな利点である、低コストで素早いスタートアップに適しているというその特徴を引き出せませんでした。

 

Raizer.cc が提供するソリューション

これまでできなかったDEX上でのBTC取引を可能に
RAIZER.BTCの項で述べた通り、Raizer.ccはCounterpartyのDEX上でBTC建の取引を可能にしました。
ユーザーのエンドースメント(上場推薦)を受けることによって、有望なトークンは作成した直後からBTC建の取引ができるようになります。

DEX開発の価値を向上させるインセンティブ設計
RAIZER.BTCからBTCに変換する際の手数料収入がRAIZERトークンホルダーへ還元される仕組みにである以上、RAIZERホルダーにとって直接的な利益を最大化することとは「Raizer.ccにとって有望なトークンが多くリスティングされ、それらのトークンがたくさん取引されること」です。
その結果、RAIZERトークンを保有する運営者や開発者はユーザーを増やすための努力をします。積極的なマーケティングも行われるでしょう。そして、新たなトークンを使ったビジネスを誘致しようとしたり、サイトの使い勝手のよりよいものに向上させ、Raizer.ccは常に最新の革新的な技術で保たれます。
つまり、RAIZERホルダーとしてRaizer.ccの価値を引き上げることこそが利益の最大化につながるため、そこに対して大きなモチベーションが生まれるというわけです。

Scamプロジェクト(詐欺トークン)乱立の防止
Raizer.ccに多くのトークンが生まれることは喜ばしいことですが、それは同時に詐欺トークン(Scam)が乱立するリスクが高まるということでもあります。
Raizer.ccでは、エンドース権を持つRAIZERホルダーから高く評価されるトークンのみが上場しDEX上でBTC建での取引が可能となるというエンドースメントの仕組みを使ってこの問題を解決します。
Scamトークンの取り扱いはRaizer.ccの価値を落とすことになり、それは同時にRAIZERホルダーにとって不利益となります。RAIZERホルダーは自分たちの利益のためにRaizer.ccの信用を落とさないようなトークンを吟味しなくてはいけません。
また、トークンの発行者はRAIZERホルダーに評価されるよう内容を考える必要があり、彼らの推薦を得られるような有益なプロジェクトであれば、これまでのCEXに納めていたリスティング料を一切かけずに、なんと費用0円で上場することができるのです。

ユースケース

サービス単位の出資・被出資
既存企業への投資は通常の場合、株式を通じて行われます。しかし、既に複数のサービスの展開を行っている企業の場合、投資家がその全てに投資したいとは考えるケースは稀で、更にそれが海外の企業であると、投資へのハードルははるかに高くなるものです。
そこで、サービスごとのトークン化や、または実験的なトライ&エラーを行いたい時にトークンを発行することで、企業と個人投資家のニーズが一致することでしょう。

起業家のための素早いスタートアップ支援
株式上場をしたいと考えないスタートアップ企業の場合は、ベンチャーキャピタルやエンジェル投資家からの出資を受けることはしばしば問題を引き起こす可能性があります。この問題は、起業家のビジョンと、投資のリターンを株式公開により得ようとする投資家のビジョンでは、その方向や視点が相違してしまうことに起因します。
資金調達にトークンという形式を選択することにより、投資家は株式公開の形をとらずともオープンな市場でトークン売買しリターンを得られ、起業家は株式でいうところの議決権をもったまま、理想のビジョンに向かって前進し続けることができます。
また、未公開株に対して投資するすべを持たない個人投資家も有望なスタートアップに気軽に投資することが可能となります。

Raizer.ccが指向する方向性とその未来
Raizer.ccが目指すものは、暗号通貨・ブロックチェーンを通して世の中に面白いスタートアップが溢れ、それらに対して誰でも簡単に気軽に投資ができる世界を創ることです。

起業家にとっては、株式の制度により経営権を縛られること無く自由なビジョンに基づいたスタートアップを低コストで行うことができ、何度でもトライ&エラーができるようになります。
RAIZERホルダーにとっては、ホルダーによるエンドースメント(推薦)の仕組みにより、厳選された優良なトークンのみが上場する場としてRaizer.ccの価値を高めることが、自己の利益を最大化させることに繋がります。
個人投資家にとっては、Raizer.ccが厳選された有望なプロジェクトばかりが集うプラットフォームとして、投資対象として優良な企業を見つけやすくなり、その早い段階から投資し応援することが可能となります。

今後レイヤー2(セカンドレイヤー)が技術的に発展し、Raizer.ccにも実装されてゆくことになるでしょう。これはスケーラビリティ問題の解決に大きく効果があると考えられ、取引が承認されるまでの時間が短縮されたり送金手数料が安くなったり、つまりDEXが抱えるシステム上の問題はほとんど解消され、ユーザーは現在のCEXのような感覚でDEXを利用できるようになります。

Counterpartyも我々は現時点で最適なプラットフォームと判断していますが、将来的には様々な選択肢を想定して研究開発に取り組んでおります。今後もRaizer.ccというプロダクトをコアに据えてプロジェクトを進行していきます。

スタートアップと投資に関わる全てのプレイヤーにとってRaizer.ccが最適な環境である。それが我々の目指す未来です。

リスク

市場の影響をうけ価格には上下の変動があり、これによる不利益を被る可能性がございます。

 

(まとめ)Connecting Crypto Buisiness with DEX

–ここからは個人的な私見です–

最後に、改めてこのホワイトペーパーのタイトルを思い出してみましょう。

Connecting Crypto Buisiness with DEX
これをどう日本語に訳せばいいのか悩みました。
つまり何が言いたいかというと、このフレーズは、自分が起業家なのか、投資家なのか、あるいはRAIZERホルダーなのか、それぞれに言い換えることができるように思うのです。

もし起業家にこの言葉をどう訳すかと訊くとしましょう。
起業家としてこのフレーズを捉えるなら「DEXで始める暗号通貨スタートアップ」と答えるでしょうし、投資家は「DEXで実現する有望なスタートアップへの暗号通貨投資」と答えるでしょう。RAIZERホルダーからするとどうでしょうか?「様々な暗号ビジネスを取り込んで発展していくDEX」と答えるかもしれません。
このように、それぞれの立場が相互で繁栄できる循環の仕組み=エコシステムが機能しており、参加者全員が暗号ビジネスの利益にConnectingされています。

RAIZERの成功が、Counterpartyトークンの明暗を握る?

ERCトークンとCounterpartyトークンの特徴でも述べられているように、現在のICOやトークンプラットフォームはEthereumとCounterpartyこの二つが主流で、昨年の時点でEthereumがデファクトを確立していると言えますが、RAIZERの出現でこの流れはもしかしたら変わっていくんじゃないか、と思わずにいられません。

CounterpartyトークンはBitcoinのブロックチェーン上で動作するため、そのセキュリティは最強と言えますし、安定性もあるとされていますが、同時にBitcoinの弱点もそのままCounterpartyの弱点として引き継いでいます。(一昨年のスケーラビリティ問題が深刻だった時期に参加していた人たちはその不便さを体感してきているのでよくわかると思います)承認時間や手数料といった課題が利便性を損ねています。
もし、その問題が今後セカンドレイヤーへの移行などで技術的に解決されるとすればどうでしょうか。
先述の承認時間や手数料といった課題が解決されれば、強固なセキュリティ且つ安定性の高いCounterpartyトークンは理想的なトークンプロトコルと言えるのではないでしょうか。もしかしたら証券性の高いセキュリティトークンとも相性がいいかもしれません。

そして、Counterpartyの価値が見直されることになれば、スタートアップの手段も必ず見直されるはずです。
なにしろCounterpartyトークンは$1以下の低コストで発行・運用可能、シンプルな仕組みで誰でも参加でき、プログラミングの知識をもたなくても配当やサブトークンをといった機能を付加したり、発行後すぐ取引することもできます。その特徴は「世界中の誰でもIPOのような面倒な手続きを踏むことなく気軽にわずか数ドルから参加でき、全世界から資金調達できるチャンスがある」という当初のICOの理念と親和性が高いように思います。

ICOブームはなぜ終焉したのか

2017年のいわゆるICOブームと呼ばれる過熱から一年、2018年その業況は大きく変化しました。
殆どのICOが詐欺と呼ばれ世間に認識されるまでになり、規制は強化され、今では一般にむけた販売も大分減ってしまいました。ICOが世の中に出てくるまでは、ベンチャー投資は閉鎖的なもので極端にいえばお金持ちがよりお金持ちになるためのものでしたので、ICOはいわば投資の民主化です。誰にでも平等に資金調達とスタートアップのチャンスが与えられ理想的な社会が到来する、と思われました。
では、誰でも気軽に参加できるようになった結果どうなったかというと、リテラシーの低い投資家は手軽に稼ぎたい一心で明らかにスキャムに近い案件にも手を出すようになり(なんなら儲けられるならスキャムでもいいとすら考えている)、プロジェクトの制作側も即時的に資金を集めたいがためにできもしない約束をたてる、そこにプロダクトがあるかどうかなど関係なく投資してもらえそうな”ホワイトペーパー作り”に注力がなされていったわけです。そしてそれが批判されるどころか熱狂をもって受け入れられ、最終的には全員が短期で売り抜けようとする、このサイクルを繰り返しながらICO市場そのものの信頼は崩壊していったといえます。
しかしそれは、人々が自分の利益を最大化することしか考えなかった結果自分たちの首を絞めることになってしまったというだけの話で、ブロックチェーンの技術や革新性とは何の関係もありません。

とはいえブームが終焉したと言われる2018年でさえ、ICO市場の資金調達額は前年の倍にもなっていて、いかに市場に資金が流入しているかがよくわかります。
投資家たちは常によりよい投資対象を求め、有望なスタートアップに投資したいと考えているのです。

RAIZERが成功すると、ICOそのものが投資の民主化という当初の理念を取り戻せるかもしれません。
と言うとすこし妄想が壮大すぎると言われるかもしれませんが、このプロジェクトはそれほどの可能性を秘めているようにも思えます。イノベーションはバブルを起こすと言われますが、RAIZERによってCounterpartyトークンの価値が見直されることになれば、Counterpartyトークンの先駆け的存在であるVACUSは先駆者として注目されることでしょう。いずれにしてもこの暗号通貨冬の時期に着実にプロダクトに向かい合っている稀有なチームであることは間違いなく、今後の動向から目が離せません。

以上、長くなりましたが最後までお読みいただきありがとうございます。

■RAIZERについて
ホワイトペーパー原文https://raizer.io/raizer_whitepaper.pdf
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